キャンディ・キャンディの主人公キャンディは実にお転婆で勝気な女の子です。こういった元気で活発な女の子がアナタの傍にいたら?如何ですか?お友達になりますか?

私だったらキャンディみたいな女の子とは是非お友達になりたいです!キャンディはお転婆であっても、常に明るさを失わない、前向きな女の子です。どんなことにあっても決して負けない、持ち前の明るさで決して折れることはありません。

意地悪なニールやイライザに対しても、負ける気はなく、常に対抗していましたからね。
寧ろキャンディのその勝気な性格に負けていたのはニール、イライザ兄妹の方だったと言えます。しかしあの兄妹の陰湿なイジメは許せませんでした。特にイライザって本当に性格が根っから悪い、腹黒かったので、アンソニーやテリィからは全く相手にされなかったんでしょうね。(笑)

性格の悪い女の子は絶対に男の子が振り向くことはありません。イライザはそういう自分に全く気づいていませんでした。でもお金持ちの女の子には変わりなかったので、容姿はよかった?のでしょうね。→キャンディ曰く、イライザに対して「すごくきれいになった」のコメントがありました。

キャンディは意地悪な人間はまともに相手にしていないところも見られました。これは実にいいことです。嫌な人は関わらない、無視!ってところがいかにもキャンディらしかったと思います。

そしてアニーやパティとの友情を大切にするのも、キャンディの性格のいい所です。キャンディは思いやりの深い部分も持っています。その理由はアニーが一時期孤児院出身のことを必死に隠していたことを察して、ちゃんとアニーの気持ちを理解していたからです。

でもアニーはキャンディと比べるととっても人目を気にする女の子でしたので、寧ろアニーにとってキャンディのような友達は心強い存在と言えます。だってちゃんとリードしていく能力がキャンディにはありましたから。

パティにしてもそうです。パティが学園内で秘密に飼っていたカメを院長に見つかってしまった時には、キャンディは勇敢にもパティを庇って院長を説得していましたから!でもそれが度が過ぎると「がんこばばあ!」と発してしまい、院長を怒らせる大失敗などもしでかしています。

養女にしてくれたウイリアム大おじさまに対しては、感謝の気持ちを決して忘れず、いつも手紙を書いていました。事故で記憶喪失になって病院に運ばれてきたアルバートさんを必死に世話して、その後いつも感謝していた大おじさま、そして丘の上の王子さまだったことにキャンディはさすがに驚いてしまいましたね。

でも明るくて、常に前向きなキャンディであっても、好きな男性と結ばれることはありませんでした。これがキャンディの悲劇的なヒロインとして言えます。初恋の人アンソニーは落馬で命を落とし、テリィは事故の責任を感じて、自分に愛を寄せていたスザナを受け入れてしまったため、別れてしまいましたし…!!

最後の意地悪ニールに思いを寄せられたキャンディもさすがに迷惑してましたね。ニールはストーカー行為をしてたと言えます。しつこくつきまとってましたから。現実ならもう警察相談ですよ、まさしく。

キャンディは本当に性格のいい女の子です。現実にもしいたら本当にお友達としてリードしてもらいたいです。

テリィともし結ばれていたら、素敵な奥さんになって可愛い赤ちゃんを誕生させていたことでしょう。